SOUは女。
だけど幼い頃には男になりたかった。
いつになったら男になれるのか?と母親ににじり寄った日もあった。
女を押し売りする女が嫌いである。
しっとりくねくね媚びる様な態度。
話さなくとも見ているだけで悪寒と虫酸が走るのだ。
けれども…
本当は誰よりも女なのはこのあたし。
打たれ弱いし、夢みがちだし、引っ込み思案だし、独占欲強いし、涙もろいし、うじうじ考えるし。
それよりも何よりも、愛されたいってきっと誰よりも強く願っている。
それなのに自分という「女」が自分の中にある「女」をいやがっている。
何故だろう。
あ、ひとつだけ言えることがある。
SOUにとっては「女」で愛されることが一番哀しいことであると言うことだ。
SOUは女。
女で愛されることの何が哀しいというのだろうか。
女である自分を何故に認めたくないというのだろうか。
過去に何かあったのですか?と言いたくなる。
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