台風がくるみたいね。
雨が降ってる。
好みの音楽と好みの男。
果たして通ずるところがあるのかしら…
好みの音楽は
電子音の使われた心安らぐ浮遊感の感じられるお洒落な音楽。
じゃあ好みの男は…
なんて事を考えてた。
さっきまではネコバーガーを食べてたのに…
わたしは見た事もない田舎の中学校へと転校してきたばかりだった。
昼休みになり、昼食にと売店に並んでたネコバーガーを買った。
ネコちゃんは生きたままだった。
教室へ戻ってネコバーガーを食べていると
ひとりのクラスメイトに酷く責められた。
「何故ネコバーガーを選んだんだ!」と。
モヤモヤした思いで食べかけのネコバーガーを持ったままとりあえず校庭へと出た。
校庭の隅にあった木陰に落ちついて、
ふと握りしめていたネコバーガーの力を緩めた。
瞬間、ちょいと齧られたネコちゃんはササッと少し離れたところまで逃げて
なんだか具合が悪そうに吐きはじめた。
で、一頻り出したところでそそくさと何処かへ消えてってしまった。
ネコちゃんが吐き出したものは
パッケージされたままの3本のソーセージだった。
家に帰るといつものメンバー+小学校の頃仲良かったわっぺがいた。
みんななんかのゲームに夢中だった。
わっぺだけが小学生のまんまだ。
ふと気付くと何故かわっぺが横でまっぱだった。
「見せるのはいいの!でも絶対に触らせないんだから!!」
って何故だかテレ笑ってやがった。
みんな知らぬ存ぜぬでゲームを続けてた。
ただひとりの男だけを除いて…
って。全部夢の中のおはなし。
しかしこんなん書いてたらマジ危ない人って思われそうだわ。
…アレとかやってません?みたいな。
わたし夢をみるのが好きでさぁ。
現実かどうかも解らなくなるくらいに夢をみるのよ。
雨の日は特にそう。
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