「あ…あいたかったぁ!」
こんなにも直球な言葉を貰ったことなんて
これまで28年間生きてきて一度でもあったのだろうか?
長野からの帰路の途中に鳴った一本の電話。
昨日初めて出会ったばかりの2歳の男の子が、
泣きじゃくりながら殆ど声にもならない声を振り絞って
わざわざわたしに、ただ、その言葉を届ける為だけに、
電話をかけてきてくれたのだった。
そんなふうに想ってくれてるって
あのときちゃんと解ってあげられてたのなら…
あのときもっと関心を向けてあげられてたのなら…
もっともっと話をすれば良かった。
もっともっと遊んでだっこして
いっぱいいっぱい撫でてあげれば良かった。
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