早くお家帰りたいよー
まだ家には着かんのかねー
って思いながら、
わたしという精神を搭載したわたしという身体に乗って、
そいつに全てを委ねわたしは歩いています
まさかこの身体が果ててしまうかもなんていう心配などはどこにもなく
身体が安全に動いていることに慢心さえしながら、
ただわたしはわたしという身体に乗って
お家に着くのをまだかまだかと待っています
そして悠長に思っているのです
早くお家に帰りたーい
まだ着かんのだろうかー
ってなふうに思っているのです
まるで他人事のように思っているのです
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