溢れて溢れてー
湧き出ては消えてゆく
興味や思考は毎日毎晩変わってゆき
今受け止めてしまえればもう夜には違う
そしてそれを受けてまた明日には
また違うベクトルを持って考えているはずなんだ
止まらない
流れは止められない
自分ひとりがどうこう言ったからって
時は待ってはくれない
止まらない
止められない
こうやって
この肉体も朽ちゆく方へ
止まらない
止められない
繰返す行為の中で生まれては消えてゆく
この感覚が、感情が、思想が、
いつかどこかで何かのかたちを成す時など
果たして自分にやってくるのだろうか
やっては来ぬのだろうか
2人といない他の誰でもない奇跡の宇宙のゴミ粒が
受け止め切り捨て感じ考え息をし生きた全てを
自分がここにいられる間に
何かのかたちとして実現できることなどが
あるのだろうか
あるのだろうか