わたしの奥底に潜んでいた
巷じゃプライドと呼ばれてた拘りを
捨てて捨ててポイポイしていった
そしたらわたしは終に、
勿論わたしは今生きているんだけど、
「わたし」が今生きているという感覚を失った
まるでゲームしているかのよう
実際この身体も生きているし
もちろんわたしの身体だし
親知らずを抜けば痛いし血がいっぱい出た
けれどもうわたしの頭の中ではどこか実感はなく
他人事のように冷静に
わたしという身体をどう巧く動かして
わたしの冒険という人生を
より優秀にクリアできるかを考えている
そう、そこに感情などというものはなく、
まるでゲームのよう
ゲームをしているかのよう
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