富なんてものは問題にもならない。
恋だって、考えただけで吹き出したくなる。
なるほど、名誉欲か?
そういえば昔夢見たこともあったが、
日が射すと忽ち消える朝霧みたいなものだった。
もしわたしが祈るとすれば、
自然に口をついて出る祈りはたった一つの祈りだ。
「今のわたしの心をそっとしておいてくれ、
そして、ただ自由を私に与えてくれ」という祈りだ。
光陰矢の如しで、
どうやらわたしの終わりも近い。
そこでわたしが求めるものは、ただ、
何にも囚われない一人の人間として、
勇気を持って、生に堪え、死に堪えてゆく、ということだけだ。
歌:tomo the tomo 詩:エミリ・ブロンテ
そうね。
わたしにもし、こんなにも想いを描ける力があったならーー
それだけで良かった。
孤独と共にひとり生きてゆくことも出来ただろう。
この歌がわたしを刺すのは、きっと、
わたしが今 ROAD TO REBIRTH の上にいるから。
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